私たちの会社の特徴
私たちの会社の特徴、大きく分けて4つあります。
- スタッフの可能性を引き出し、成長しやすい環境を生む社風
- しなやかな判断・社内制度と、冒険心のある事業展開
- 倉敷美観地区を拠点に、これからの百年の生き方を考えるビジョン
- デザイン、企画、コミュニケーション
社内のスタッフの働き方の話から、事業に対する考え方、そして実際に市場を勝ち抜いていくためのストロングポイントまで。
領域はそれぞれですが、どれも私たちの会社の特徴だと思っています。
これらが組み合わさった会社が株式会社行雲です。
一番の強みは、社風です

私(代表の犬養)がこの会社の経営をして6年目。
これまで培ってきたものの中で、「貴社の最大のストロングポイントは?」と訊かれたら「人と、社風」と答えます。
これまで12年間のサラリーマン生活からその後に起業をする中で、多くの人材のポテンシャルが十分に活かしきれていない組織や会社をたくさん見てきました。
ほとんどの人が会社をイヤに思う理由は、以下の二つに尽きるのではないでしょうか。
- 同僚、先輩、上司など、身近にイヤな振る舞いをする人がいる
- 理不尽な仕打ちにあい、会社からの説明もなく納得できない
行雲では、まずこの二つが起こる原因を徹底的に排除しています。
考え方がしなやかで行動がスピーディーな会社です

特に中途で入ってきたスタッフによく驚かれるのが、とにかく会社やお店としての判断が速く、改善案や商品開発もスピーディーに回っていくこと。
その背景には、「失敗をしてもその反省と次の改善の方が大切」という考え方もありますし、「世の中の既存の価値観や制度にとらわれない」というベースの考え方もあります。
そのため、例えば社内のルールや評価制度に関しても、現状を見ながら少ししっくりこないなと思えてきたら、そのときの現状にフィットするように微修正を重ねます。
また、その都度その微修正の意味と意図、会社として考えたプロセスを、スタッフに共有します。

ほかに、この数年間の対外的な面での例としては、2018年の西日本豪雨や2020年の新型コロナウイルスの流行といった突発的な事態への対応も挙げられます。
西日本豪雨では、倉敷が大きな被害に遭った翌日には、会社を挙げて真備町へのボランティア支援を行うこと、そして風評被害に遭い始めた美観地区全体のSNSキャンペーンを行うことを決定していました。
新型コロナウイルスの流行時も、(私たちにとっては当たり前ではありますが)速やかにオンラインで全社員向けミーティングを行い、観光業に頼らない業態転換を速やかに行うことで、倒産することを避けられました。
しなやかで、スピーディー。
そのポイントは、情報と前もっての準備、そしてそれらの意図を社内に向けて適切にコミュニケーションすることだと考えています。
美観地区からこれからの百年の豊かさを考え続ける

行雲の大きな特徴の一つが、倉敷美観地区という日本の中でもかなり特殊な場所に本社や店舗があること。
美観地区という場所の大きな特徴は、以下の二つです。
- 江戸時代の町並みを、民間側の働きかけを契機として今も残していること
- 西洋の美術や建築、国内の民藝運動など、当時の世の中で新しい考えをとりこんで育まれていること
情緒ある町並みに加えて、進取の気性に富んで育ってきた町でもあります。
私たちも、古くからの伝統や文化を大切にしながら、それと同時に新しいものをとりいれてこれからの時代の指針となるものを生み続けることを社是としています。