Bricole(ブリコール)

美観地区の日本料理店

2019年10月5日(土)に倉敷美観地区でオープンした、日本料理店。

瀬戸内の魚介や山陰の獣、山菜、地の野菜などを素材とし、主に昆布出汁を再解釈しながら料理いたします。

店名の由来

Bricole(ブリコール)という店名は、フランス語のBricolageに由来し、寄せ集めてつくることの意味を込めた言葉です。

「ただ走り回る」という意味から生まれた「馳走」という言葉が、「走り回って寄せ集めた食材で料理を作ってもてなすこと」の意になり、そこからもてなしの料理そのものを「馳走」「御馳走」と呼ぶようになり、「御馳走さま」という挨拶にも使われることにもなりました。

Bricolage(寄せ集めてつくること)という言葉に馳走という言葉の意も重ね、瀬戸内、岡山の食材を集め、日本料理に仕立ててお待ちしております。

料理人の紹介

矢長謙三(やながけんぞう)

Bricole料理人・矢長謙三

食材の味が好きで、どうすれば食材の味が前面に押し出されるかを考えて料理を続けてきました。

私の中では必然と、昆布出汁を使うという判断になりました。

昆布出汁では精進料理から学ぶことが多く、東京で8年間、野菜と昆布出汁を主とした日本料理店『潤菜どうしん』を営みました。

料理教室の開催や、良い出会いもあり、書籍『日々のだし』も出版させていただきました。

生まれ育った倉敷へ帰り、瀬戸内の魚介や山陰の獣や山菜、地の野菜などを、昆布出汁を主に再解釈しながら料理をしていくつもりです。

大原美術館、倉敷民藝館、美観地区と、多様な建物や町並み、美術や芸術に趣のある町に少しでも馴染めるよう、料理や室来、食器なども歩幅を合わせていきたいと思います。

景観が守られ、ゆっくりと時間の進む町並みと同じような、悠然としたもてなしを心掛け、皆様のお越しをお待ちしております。