MESSAGE代表が考えること

私たちの強みでもある社風についての考え方

株式会社行雲コミュニケーションミーティングの様子

会社で働いている時間は、プライベートの時間と同じぐらい長いですよね。
だからその時間が人生にとって大切なのは、もはや当たり前のことです。

ただ、僕が12年間のサラリーマン経験で自分の会社や取引先の様々な会社を見てきて、特に日本の会社には働く上で本来は必要のないストレスがとても多いなと感じてきました。

例えば以下のようなことです。

  • 上司への意見をとりあってくれない、不条理な上下関係
  • 聞いてもよく分からない說明をする上司
  • 時間だけ過ぎて延々と決まらない会議
  • 誰かの悪口や愚痴が多い同僚

上記のようなことは、会社をイヤになっていく原因にもなるものです。

「会社のビジョンに共感できなくなった」などの理由よりも、上記のような会社としての雰囲気や人間関係が原因で働くのがイヤになる人の方が多いものです。

僕が自分で会社をするにあたって、上にあるようなことは自分の会社では一切なくしたい、と思っています。

それらは本来の仕事の本筋ではない部分なのに、それが原因で働く人の時間や能力を削いでいく様がとてもイヤだったんです。

その考え方がベースにあり、そこから会社の仕組みやルール、人事を策定してきました。

ベースはあくまで「人」です

株式会社有鄰コミュニケーションミーティングの風景
月に一度、全社員が集まる『コミュニケーションミーティング』の光景

そういった「社風」や「社内の人間関係」を生み出しているのは、結局は人の行動です。

そのため、うちの会社では「人に向き合うこと」をとても大事にしています。
大事にしているどころか、チームをしっかり成り立たせるためにそれは必須と考えています。

具体的には、例えば誰かのことをネガティブに言いがちな傾向がある人はまず採用の時点で採らないようにしていますし、働いていく中でそうした言動があったら本人に何がどういけないかを伝えます。

上で挙げたような会社の雰囲気や人間関係は、その原因となっている人の言動を放置してしまっているから事態が悪化していくので、良くないものは良くないと伝えることが大事です。

とは言っても、人が相手なので、それをしっかり言うこと自体にエネルギーが要ることはたしかです。

ただ、僕を含めてそういう点でも人に対して向き合える仲間を増やしていくことが、私たちが理想とするチームや働き方、社風に近づいていける道だと考えています。

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この記事を書いた人

犬養 拓

母方が倉敷の町にゆかりの深い大原家ということもあり、愛着のある倉敷のために、広告代理店で培った知見と経験を生かして2015年1月より有鄰庵に加わり、2016年7月に代表に就任。 スタッフからは「ワンさん」「ワンちゃん」と呼ばれています。 行雲の企業理念である「心の豊かな暮らしを創る」ことを目指す。 好きなものはリラックマ。