ご近所さん・取引先さんから見た行雲の紹介ページ、ここでは弊社の取引先である『STUDIO T POTTERY』の十河隆史さんにインタビューさせていただきました。
十河さんは自身の工房で作品を1つ1つ丁寧に手作業で作り上げており、4~5年前から弊社の『美観堂』にマグカップ、お猪口、湯呑を納品してくださっています。
聞き手は行雲にインターンでお世話になっている稲川がさせてもらいます。
十河さん、本日はお時間をとっていただきありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
私の作品に込める想いを大切にしてくださるので、取引をしました
行雲との取引が始まった時のことを教えてください。
そうですね。
犬養さんともう1人のスタッフさんが私の工房に来てくれて、そこから行雲さんとの取引が始まりましたね。
納品相手の『美観堂』さんは美観地区にありますので、私の作品がより多くの観光客の方の目に触れる良い機会だなと思いました。
自分の作品を知ってくれる機会が増えるのは嬉しいですね。
はい。
それに、犬養さんが私の作品に込める想いを大切にしてくださる方だったので、安心して取引をしましたね。
私の作品はマグカップや湯呑みなどの日用品が多いので、置かれる場所がとても大事なんです。
例えば日用品雑貨のチェーン店に置かれたら、お客さんは私の作品を、どこにでもあるような商品、という目で見ますよね。
逆にこだわりを持ったオーナーさんがいるお店に置かれたら、お客さんは私の作品を、あのオーナーさんが選んだこだわりの商品、という風に評価してくれるんです。
そういう意味で、『美観堂』さんは犬養さんやスタッフさんが選んだこだわりの商品を丁寧に取り扱ってくれているので、安心して取引ができました。
私の子どもでもおかしくないくらい、若いスタッフさんが多い会社
実際に取引をされてみての行雲のイメージを教えてください。
『美観堂』さんには作品を納品をするだけですから、あまり深いやり取りはないのですが、印象としてはものすごく若いスタッフさんがたくさんいらっしゃるというイメージですね。
私は54歳なんですが、私の子どもでもおかしくない年齢の方が多くいらっしゃるなぁって思います。
若いスタッフさんが多いせいか、『美観堂』さんのお客さんも若い方が多い気がしますね。
そういう意味では『美観堂』さんと取引をすることで、私の作品にも若いファンが増えるかなって思います(笑)
美観堂は私の作品を伝える工夫をしてくれる
『美観堂』とのお仕事で感じる印象は、ほかに何かありますか?
やはり観光地ということもあって、マグカップ等の荷物に忍ばせておける商品のお取引が多いんですよね。
美観堂さんは外国のお客さんも多いようで、僕の作品の取扱説明書を英語に訳していただきましたね。
そういう取引先さんはあんまりいないので、そういう風に工夫をしてくださるところが美観堂さんの特徴かなって思いますね。
コロナウイルスが落ち着いて、外国のお客さんが増えたら、今よりも『美観堂』からの注文が増えそうですね。
そうですね。
『美観堂』さんとは、コロナが明けてお客さんの数が戻ってきた時、ますます深いお付き合いができればいいなと思ってます。
【番外編】こんなことも訊いてみました
行雲との関わりの中で、印象的なエピソードを教えてください。
仕事とはあんまり関係ないんですけど、私の工房に犬養さんともう1人のスタッフさんが来てくれた時に、音楽の話で盛り上がったことですね(笑)
犬養さんたちが工房を訪ねてくださった時、『空気公団』っていう私の好きなアーティストの曲をかけていたんです。
そのアーティストはあまりメディアなどに出ないので、私の工房に来るお客さんで知っている人はまずいなかったんです。
でも犬養さんたちは2人とも『空気公団』を知っていて、すごい反応してくれたんです(笑)
そこから共通の話題で盛り上がって、犬養さんたちとの距離が近くなったように感じましたね。