行雲のスタッフのご紹介ページ、ここでは『カフェ有鄰庵』を担当している社員・ゆうぼーさんを紹介します。
コロナ禍で世の中が変わり始めた2020年4月に、新入社員として行雲に加わったゆうぼーさん。
プライベートではガチャガチャが好きで、写真フォルダはお気に入りのガチャガチャでいっぱいです。
聞き手は、行雲にインターンでお世話になっている大熊がさせてもらいます。
本日は、ゆうぼーさんが働いている『カフェ有鄰庵』にてお話をうかがいます。
よろしくお願いします!
ゆうぼーさんのお仕事
- カフェ有鄰庵での接客
- 厨房での簡単な調理
- しあわせプリンの製造
- 商品の仕入れ、在庫管理
新しい商品の開発に興味があった学生時代
ではまず、簡単に自己紹介をお願い致します!
塩崎由歩です!
広島県の福山市出身です。
入社前は山口大学の経済学部で、マーケティングのゼミで勉強してました。
商品がどのような過程で発売されるのか調べたり、マーケティングに関する本を読んでまとめて発表したり、そんなことをしてました!
マーケティングが専攻だったんですね!
勉強以外では、マンドリンっていう小さいギターみたいな楽器を演奏してました!
入学して、新入生歓迎会の時に演奏してる人を見てかっこいいな〜と思ったんよ。
マンドリン、演奏できる人を初めて知りました!
マーケティングゼミではどんなことをしていたんですか?
もともとは商品開発のゼミに入りたくて、その大学に入学したんやけど。
その年は商品開発ゼミが開講されんってなって…。
他にどんなゼミがあるんかなって調べてたら、マーケティングゼミがあって、入ったんよね~。
商品開発もしたかったけど、新しい商品を販売するってなるとマーケティングも関わってくるなと思ったから、今考えたらどっちでもよかったって感じはある(笑)
そもそも商品開発に興味をもったきっかけは、何だったんですか?
シャープペンシルのクルトガが発売されたとき「何、この商品!?芯が回るってどゆこと!?」ってとても衝撃を受けたんよ!
クルトガもそうやけど、身の回りにある商品とか食品って、どんどん進化していくし、そもそも人が必要としてるから発売されていくやん?
その新しい形を作るために調査をするのって楽しそうやなと思って、そこから自分も開発に携わりたいって思ったかな~。
私も初めてクルトガを手にした時は、優越感がありましたね。
「自分、こんな良いもの使ってるんだぜ」って感じでした(笑)
行雲に決めたのは、働く人の雰囲気が一番良かったから
そのマーケティングゼミでの学びは、今の行雲での仕事に活かされていますか?
活かされていることは特にないかな~(笑)
もともと「大学での自分の学びを仕事に活かしたい!」って考えてなくて。
仕事で一番重要視したいことは、「学びを活かすこと」よりも「働く場所や一緒に働く人が好きかどうか」だって思ってて。
なるほど。
一緒に働く人の環境を特に意識されて、会社選びをされたんですね。
そうやね~。
私は今まで、文房具屋さん、ブックオフ、物産展、ハンバーガー店とかでアルバイトしたことあるんやけど。
たくさんアルバイト経験があるんですね!
その中でも特に環境が良かったなと思うのは、ブックオフで。
ただ単純に「うぇ~い!」って感じの表面的な仲良しではなくて、仕事の仲間として仲が良い、雰囲気が良い、尊敬できる、そんな環境だったんよ!
どんな雰囲気だったんですか?
店長がいい人で、距離の縮め方がうまいというか、少しずつ話して、時々ボケるみたいな(笑)
それがよかったな!
私は人間関係でギスギスするのが苦手だし、そんな雰囲気の中で仕事をする自分も嫌だし。
それが好きな人っていないと思うしね(笑)
だから、会社を選ぶ時には仕事内容よりも、周りの人の環境がどれだけ良いかを意識してたね。
なるほど!
環境って大事ですね!
まあ人間だから好きな瞬間、嫌いな瞬間はあるから難しいけど。
「人間だもの」by 相田みつを
たまに相田みつを的なこと言うよ(笑)
「最近どう?」って訊いてくれる行雲のみんな
相田みつを(笑)
仕事が楽しいかどうかは、周りの人間関係ですごく分かれますもんね!
そうなんよね~。
くまちゃんも分かると思うけど、行雲の人って「ナチュラルフレンドリー」な人が多いよね?
「ナチュラルフレンドリー」…、その言葉ぴったりですね!
なんかこう、ガツガツくる感じじゃなくて、ナチュラルに「最近どう?」って訊いてくれる感じがあるんよね~。
無理して「仲良くしよう、話しかけよう」って熱くなるんじゃなく、「自然に仲良くなれる感じ」があるのが、行雲に就職したいと思った一番の理由やね。
人についての環境や人間関係って、実際に入社せんと分からんし、選考の時って人事の人としか会わんじゃん?
でも行雲の選考って、人事の人以外にもたくさんの人と関わる時間が多いから、それは選考の時に知れてよかったね。
大変だったけど楽しかったバーベキュー選考
行雲の新卒採用には、バーベキュー選考があると聞きました。
てっきりバーベキューしながらお話をするだけかと思ったら、学生がバーベキューのプランを考えるんですね!?
他の会社はなかなかやっていない選考だと思うのですが、何か思い出に残っているエピソードはありますか?
そうそう!懐かしい!
バーベキュー選考は本当に思い出に残っています。
その段階で残ってる学生で力をあわせて、バーベキューの企画をするんよね。
材料やら、レクリエーションやらのね。
ZoomやSlackをフル活用して、学生みんなで話し合いました。
人の提案に対してアイデアを出したり、自分の提案を話したり。
とにかく考えなきゃ!と思ってました。
その時は大変だったけど、今思えば楽しかったという気持ちが強いな〜。
当日の選考はどんな様子だったんですか?
まず私は「自分に合っているポジションを見つける」ことが大切だと思ったね。
先にそれをしないと、進行係もしなきゃ、社員さんとコミュニケーションもとらなきゃ、お肉も焼かなきゃ、っていっぱいいっぱいになっちゃうから。
私はリーダーというよりそのサポート役の方が合ってるなと思ったので、リーダーに対して意見を出しつつ、っていう感じでした。
その見極めは当日にならないと分からないところもあるから、そこが大変だったかな~。
なるほど〜、そんな採用過程があったんですね。
自分たちがいいと思えるものを伝えられるのが嬉しい
行雲について、人間関係以外ではどういった印象でしたか?
私は行雲の企業理念の「心の豊かな暮らしを創る」にまず目が行ったんよね~。
人によって「豊かさ」は違うからね。
「私にとっての豊かさは何かな~」と考えた時に、「周りの人を大切にすること、一緒に働いている人を大切にすること」が豊かだなと思いました。
周りの人とは、家族とか友達ですか?
そうやね。
友達とは、入社してからはコロナでなかなか思うように会えないけど、会社の人が仲良くしてくれるから寂しいとかはないね。
うちの会社はシフト制で希望した日にけっこう休みが取れるから、プライベートの予定も合わせやすいのが嬉しいポイントです。
あと、『美観堂』も『有鄰庵』もそうやけど「岡山・倉敷の本当にいいものを取り扱っています」って自分たちで言っとるやん?
その自信を持っとる感じにも惹かれました。
自分の好きなものを紹介できる仕事って素敵!って思ったね。
たしかに。
お店のコンセプトがそうですもんね!
1日に30回はスタッフ同士でありがとうって言ってます
新卒で入社されて、およそ一年間『カフェ有鄰庵』で働いてきて、どうですか?
『カフェ有鄰庵』は、お客さんが来てくれる日や時間帯にも波があるんよね。
忙しい時にスタッフ同士でコミュニケーションをうまくとって仕事できた日は「良い1日だったな〜」って思うね~。
例えばどんなコミュニケーションをとっているんでしょうか?
例えば、お食事を持っていくときに「運びま~す」「お願いしま~す」「持っていきま~す」って声かけを欠かさないことかな。
仕事やから当たり前やけど、それを当たり前にみんなでできるんが、良い仕事環境やなって思います。
それで「ありがとう」っていう言葉もいつも出てきとるしね。
「ありがとう」を毎回言える、当たり前に思っとることを言葉にするって、大事やと思うね。
当たり前なことの積み重ねが大事なんですね。
そうそう、前に聞こえてきたんやけど、お客さんが「ありがとうって言い合っとるお店っていいよね」って言ってくれてて。
それは「よっしゃー!」って思ったね(笑)
お客さんがそう思ってくれているって、嬉しいですね!
そうそう!
あと、カフェの子たちは若いからっていうのもあるかもしれんけど、皆で話しとる時にボケるんよ(笑)
こないだも私が「福山から歩いて来た」って真顔で言ったんよ。
福山から歩いてなんか来れんし、なんなら電車でも1時間くらいかかるのに。
そしたらアルバイトの子が「そうなんじゃ~。何時間くらい?」って真顔でボケ返してきたり。
そういうボケあえる職場も楽しくて良いと思います(笑)
休日はガチャガチャを当てに行く
お仕事がお休みの日は、何をされていますか?
今はコロナやから、そんなに友達に会えないけど…。
私はガチャガチャが好きだからよくショッピングモールに行って、ひたすら当てに行ってるよ!
ん?
「当てに行っている」…、パチンコみたいになっちゃった!(笑)
パチンコ(笑)
ガチャガチャが好きな理由は何ですか?
単純に変わったものを見れるからかな~。
ほんとにいろんなものがガチャガチャになってて。
どうやってこの商品を作ろうって思ったんかな~って考える時間が好き!
掘り出しものを見つけるみたいな、宝物を見つける感覚になれるのがいいね~。
子どもがハマる初めてのギャンブルよね(笑)
自分から仕事を探しにいけることが行雲らしさ
新卒入社から1年たって、お友達とお仕事の話をすることはありますか?
あるよ〜。
大学の同期は公務員になっとる子が多くて、その話を聞いとったら敷かれたレールの上を歩いてるっていうか、上司の人に言われたことをひたすらこなすっていうことが多いんらしいんよ。
行雲の仕事って、毎日同じ仕事やルーティンが少なく、与えられた仕事はあっても、それが終わったら自分から仕事を探しにいかないかんのよね。
やからそこが違うし、それが楽しいね!
なるほど〜。
他にお友達と話すことで「行雲っぽいな~」と気づいたことってありますか?
そうやな〜、自分の仕事を言う時にカフェの「店員」っていう肩書きじゃなくて、「カフェで働いてます」のほうがしっくりくるんよ。
カフェの「店員」って、私のイメージなんやけど、お客さんがお店に入ってから帰るまでとか、料理を提供してからお皿を片付けるまで、っていうのがあって。
でも『カフェ有鄰庵』の仕事はそうじゃなくて、商品の仕入れから調理、原価率の計算、提供の仕方、全部考えることがある「カフェで働いてます」のほうがしっくりくるんよね~。
一部だけではなくて、全体に関われるというか。
それは行雲ならではだと思います!
【番外編】こんなことも訊いてみました
本日はお話いただきありがとうございました!
『カフェ有鄰庵』の看板メニュー『たまごかけごはん』のおすすめの食べ方があればぜひ教えてください!
わさびをつけて食べるのが美味しいんよ~!
みんな最初の方は、うちオリジナルの黄ニラしょうゆで食べるんやけど、さすがにずっと食べてたら飽きるんよね(笑)
だから、段々味に刺激を求めだすんよ。
こーじさん(台湾出身のアルバイトスタッフ)なんか、たまごかけごはんにマヨネーズぶっかけて、バーナーで炙ってた~。
あと自分的に、卵黄の黄ニラしょうゆ漬けは、マジで美味かった!(笑)
どっちもめっちゃ美味しそう…!
同じく名物の『しあわせプリン』、しあわせ報告をしに来ていただいた中で印象的だったエピソードはありますか?
30代くらいの方で、「友達が恋人と別れるかどうかっていうときにこのプリン食べて、結婚したんですよ~。その恩恵にあずかりにきました!」って来てくれた人はおったな(笑)
あとは、「受験受かりました!」とか「就職決まりました!」とか多いよ〜。
え~!
それは嬉しいですね!
でも、前にゆいぴー(カフェ有鄰庵店長)も言ってたけど、「それはあなたの努力や!」とも思うけどね(笑)
でも、しあわせプリンを食べて「幸せになりたい」「良い方向に向いていきたい」「気持ち次第でうまくいく気がする」って思ってくれることがパワースイーツの良さよね!
「信じる人は救われる」的な?(笑)
最後にまた相田みつを風なセリフになりましたね?(笑)