行雲スタッフのご紹介ページ、ここでは『カフェ有鄰庵』と『有鄰庵 岡山希少和牛店』で働いてくれている、えふぁを紹介します。
2023年に行雲の仲間入りをしてから、社員として活躍してくれているえふぁちゃん!
ふにゃっと柔らかい笑顔がとても可愛くて、一緒に働くスタッフを癒してくれています。

聞き手は、行雲のライティング業務を担当している、久保がさせてもらいます。
私は岐阜で完全リモートワーク中のため、オンラインでお話を聞きました!

えふぁちゃんの主な仕事
- 『カフェ有鄰庵』『有鄰庵 岡山希少和牛店』での接客
- 厨房での簡単な調理
- 発注業務
「こんなふうに仕事したくない!」と思って、転職を決めました

えふぁちゃん、お疲れさまです〜!
たぶん初めてきちんとお話しするよね。
お洋服かわいい〜〜!今日はよろしくお願いします。

ふふ、よろしくお願いします!

早速だけれど、えふぁちゃんは2023年の7月に入社してくれたのよね?
それまではどこかで働いていたの?
それとも学校卒業してすぐに行雲に入ってくれたんだっけ?

いや、違うところで働いていました。
専門学校を卒業して、アルバイトを一年くらいしていた問屋町のカフェで社員登用してもらえたので、そこでまず就職したんです。
でも、ちょっと合わなかったのと…両親が4年くらい離婚裁判していたんですけれど、入社して数ヶ月後の、離婚が成立するっていう日にお父さんが亡くなっちゃって。

え!

そこらへんでメンタルがブワーーーン!ってなって。
それで色々すっごい考えて、正社員を辞めてアルバイトになり、他のジムでもアルバイトを始めました。

おお、いろんなことを乗り越えてきたんだね。
ジムでもアルバイトを始めたってことは、カフェで続けるのはちょっとな…という感じがあったんだ。

そうですね。
お父さんが亡くなって、2週間後くらいに評価面談が設けられたんですけど、そこで一回潰されそうになって。
私、その時は休まずに行くので精一杯だったんですけれど、「そんなんじゃ社会で通用しないよ」みたいなことを言われたんです。

メンタルが落ちている時に、強烈な言葉…!

後は、「こうした方がいいと思うんですけれど、どうですか?」と提案しても受け取ってもらえなかったり、「もっとちゃんとした数字を立ててから言わないと」と言われたり…結構うろ覚えなんですけれど、常務に言われました(笑)

そうか。それは本当、出社するだけでも大変なメンタルの時に堪えたやろうね。
それで合わないな…と思って、ジムのお仕事に切り替えていった感じか。
ジムでは楽しく働けた?

いや、1ヶ月で辞めました(笑)

あら、そこでも何かあったの?

えっと、そもそもマシンピラティスの資格を取りたかったんですよ。
面接の時に「取らせてあげるよ!」って言われて、よっしゃあ!と思って入ったのに、いざ入社したら「もうちょっと後にするね」って言われて。
それで、「言ってた話とちゃうやないかい!」ってその対応にすっごく腹が立って、すぐ辞めました。

おお、言葉尻の勢いにえふぁちゃんの怒りを感じるわ。
そこからは、どうしたの?

次が行雲に入る前の会社なんですけれど、岡山駅にできたお菓子屋さんでアルバイトをしたんです。
でも、女の人がすごい…悪い意味ですごい方で(笑)
「あ、すぐ辞めたい…」って思いながらも、一人暮らしをしてたから、次の就職先を探しながら働いていて、そしたら行雲が出てきました。

うんうん、そのタイミングで行雲が登場したのね。
また掘り下げちゃって悪いけど、お菓子屋さんのすごい方っていうのは、どんな風に凄かったのかな?

賞味期限の貼り替えをさせられたりとか…ダメじゃないですか(笑)

え、切れたやつを張り替えるってこと?

うん。「ロスになったら勿体無いし、カビ生えてないでしょう」って言って。
「私、こんなふうに仕事をしたくない!」って思いました。
あと、言っていることが昨日と今日で違う!みたいな。
昨日はこうしろ、って言ってたのに、今日はああしろって言われて、「なんでそんなのができないんだ!」みたいな。
なんかすごい…すごい人でした(笑)

それはまた衝撃だね。
気分によって指示が変わってくる人だったのかな。

なんか占い師さんのことをすごい信じていました(笑)

なるほど。エピソードの一つひとつが強烈や…。
そこで、行雲を見つけてくれたとのことだけれど、どうやって辿り着いてくれたんだろう?

わんさんの考えに共感して、行雲に応募しました

「古民家カフェのスタッフ」みたいな感じで、Indeedで見つけました。
私、バイトとかでもすごい企業のサイトをみるタイプで、「どんなところやろう」と思って、「行雲」で検索して調べたんです。
それでスタッフインタビューとかもほとんど全部読んで、「ここめっちゃ面白そう!」って思ってすぐに応募しました。

お、嬉しい!
インタビューはどんなところが面白そうって思ってくれたの?

なんか、全員それぞれストーリがあるっていうか、似通っていないというか。
「この会社、こういうところが素晴らしくて、ああいうところが凄くて、いいところですよ〜!」ではなくて、作られていない感じがしました。
後、採用ページにわんさん(代表)の思いみたいなのも書かれているじゃないですか。
そこで理念というか、考え方もすごいいいなあと思って。

企業理念だと「心の豊かな暮らしを創る」っていうところかな?

えっと…多分いいなと思った中心はその理念の方なんですけれど、「その理念を体現するのは、こういうのが必要であると考える」の部分とかも。
例えば、「家族と良い関係をつくる」とか「健康が必要」とか、そういうのをパッて言ってくれていて、そういう会社ってなかなかないなって。

ああ、なるほど。確かにすごく落とし込んで書いてくれているよね。
自立することも大切って言ってくれていたと思う。

はい、ちゃんと現実的というか(笑)
そこまで言ってくれるところに、誠実さじゃないけどそういうものを感じました。
なので、スタッフインタビューがきっかけというよりは、わんさんが書かれていることを読んで、スタッフインタビューを読んで、「興味あるぞこの会社!」って。
きっかけとしては、わんさんの考え方ですね。

うんうん。本当、しっかり読んでくれたんだね。
応募後、わんさんとの面接ではどんなことをお話したの?

面接は、岡山駅近くのカフェでしてもらったんですけれど、「バイトしているお菓子屋さんで教える立場になったけれど、どういうふうに教えたらいいかわからない」みたいなことを話しました。
そしたら、「もう少しそこで経験を積んだ方がえふぁのためになるから、7月に入社しましょう」って。

わ、そうだったんだ!面接は何月にしたの?

4月です。

じゃあ、その和菓子屋さんでさらに3ヶ月働いた後、行雲にきてくれたんだね。
すごい人もいらっしゃったとのことだし…いろいろとお疲れさまでした。

言うことは言う!って感じでギャップを感じました

入社した後はどうだった?
実際に働いてみて、「思っていた感じと違った」っていうのはあったかな?
いい意味でも、もちろん悪い意味でもいいんだけれど、ギャップがあれば教えて欲しいです。

うん、ありました!(笑)

お、ぜひ聞かせて!

サイトを読んで想像していたのは、「もうみんなほわほわ〜!」みたいな。
すっごいふわっふわ〜みたいな感じなのかなって思ってたんですけど、例えばかぜちゃんとかってすごいシャキ!ってしてるじゃないですか。
だから初めて出勤した時とかは、すんごい元気な人たちがめっちゃいて、「想像してた感じと違う!」って思いました(笑)

なるほど。雰囲気の面でギャップを感じたのね。

めっちゃ元気だし、言うことはハッキリ言うっていうか。
例えば、「この方法は違うから直してね」って言う時も、「これはこうだから、こうできるかな?(優しい口調)」みたいな感じで言う人が集まっているのかと思ったら、「これこうだから、こうしてね!(ハキハキとした口調)」みたいな(笑)。

なるほど、キビキビしてたんだ。

そうそうそう!
その言い方が悪いとかではないんですけれど、入社したての頃とかって、私がその言葉通りに受け取れない感じだったんですよ。
すごい言葉の裏を考えてしまうっていうか。

へえ、それはどうして?

え、元々多分、すっごい疑い深いというか。
学生時代から社会人になった頃って、人を信じていないところが今よりもすごくあって。
でもこの会社に来て、徐々に言われたことをそのまま受け取れるようになってきました。

そうか。
ちなみに「言葉の裏を考えてしまう」って言うのは、どんなことを考えちゃってたんだろう?

きっと仕事できないって思われているだろうなって(笑)
だし、あんまり気に食わない…気に入られてはいないんだろうな、嫌われてるんだろうなあって。

おお、それはしんどいね。
大丈夫?今はもうなくなった?

今は「ただ、言葉通りの意味なんだよ」って受け止められるようになりました。
というのも、ここの人たちってネチネチ尾を引かないじゃないですか、スパって言ったら終わる!みたいな。
それって仕事をする上で必要だなと思って。

すごい、そうやって受け止められるようになったんだね。

あと、嫌いだったらここまで言ってくれんよなあって。
私、学びはするんですけれど、それを身体に移すまでがちょっと時間かかっちゃうタイプっていうか…ちょっと回数が必要なんです。
でも、見放さずに何回も言ってくれて、これって優しさやなあ、ありがたいことだなあって。
あとは、助けてくれたり、「大丈夫?」って気にかけてくれたり…指摘する時以外の優しさを見て、「あ、嫌われてはない…」みたいな(笑)

ふふ、よかった。
少しずつ「嫌われていない」ってわかったんだ。

うん(笑)
指摘してくれる人ってありがたいし、今はいいことだと思っています。
でも、入社したての頃は「おお、言い方強いな」みたいな、そういうところでのギャップはありました。

かぜちゃんからの長文LINEは、今でも見返します

その後はどう?
有鄰庵で1年くらい働いてきて、スタッフのみんなとはどんな感じかな?

なんか、自分の成長に必要な人たちだなって思います。
行雲のサイトでよく見る文字が「温かい」だと思うんですよ。
「行雲の人たちは温かい」とか書かれていると思うんですけれど、それがすごく当てはまるなあって。

その温かいっていうのは、どういうところで感じるのかな?

気にかけられてる(即答)。
私、今までいろんな会社に行ったけれど、この会社が他の会社と違うのはすごい安心感があるなって感じていて。
わんさんとも、話す機会がめっちゃたくさんある訳でもないんですけれど、すごい見守られてるなあって。
わんさんの他にも、今直属の上司のかぜちゃんもそうだし、一緒に仕事をしている私より年上の人もそうだし…うん、見守られてるなあって思います。

うんうん。
具体的に「見守られてるなあ」って思ったエピソードはある?

えっと、今年のはじめにメンタルが落ちたことがあって。
ていうのも、かぜちゃんが姉妹店の『有鄰庵 岡山希少和牛店社員』にフルタイムで入るようになって、カフェでフルタイムの社員が私だけになったんですよ。
そのとき「あ、野放しにされた!」って思って(笑)

野放し!かなりショックだったんだね。

仕事をどうやって進めていいかもわからない…。どうやっていくんだろう…。とか、もう何もかもがわかんなくて、すごいメンタルがガーーーン!ってなって。
私、すごい逃げ癖っていうか、何回もいろんなところやめてて、この時も「ああもう無理、逃げたい、辞めたい」ってなっていた時に、かぜちゃんがLINEですごい長文をくれたんです。

お、その時のえふぁちゃんの状況を知ってたの?

いや、かぜちゃんには言ってなかったんですよ。
でもそこで「なんかわかんないことあったらいつでも聞きにきいよ〜!」とか「焦らんでいいよ急がんでいいよ〜!」「そうやって強くなるから!」とか書いてくれていて。
このかぜちゃんのLINEでだいぶ覚悟が決まったというか、ちょっとふわふわしていたのが「もうちょっと有鄰庵で頑張ろう」ってなりました。
忙しいのに労力をかけて長文のメッセージをくれて、ちゃんと見守られているっていうかすごい温かい気持ちになりましたね。
今でもそのLINEは見返します(笑)

おお…素敵なエピソード。それは本当、ちゃんと見てくれている上司だねえ。
私が同じ立場でもそのLINEは何度も見返すと思うわ。
その時のえふぁちゃんは、現場にいる社員が自分だけっていう状況が怖かったのかな?
時期的には入社して半年経ったくらいよね?

そうそうそう。「どうしたらいい?どうしたらいい?」って(笑)
なんかもう逃げたかったです。

そうか。実際、そのあとはどうだった?

一人になったら視界が広がって、気づきが多くなりました

でもなんか、仕事の楽しみ方をその時期に覚えたというか。

え、すごい!そうきたか!

なんていうんやろう…仕事が重苦しいものじゃなくなったのもその時期だったんですよ。
「これができるようになった!」とかが増えて、それにプラスよく気付くようになったんですね。

気付くようになった?

うん。なんか今まで視界に入ってなかったものが入り初めて、「あ、これ少ないから発注しないと」とか「これはなんでここにあるんやろう?」とか。
今までただの景色だったものが、気付くようになって。
そうなるとみんなからすごい「ありがとう!」とかそういうふうに言ってもらえるんですね。そしたら楽しくなって(笑)

それは結構大きい変化だね。
いろんなものが自分ごととして見えてきてる。
でもなんで、一人になったら視界が広がったんだろう?

うーん…「やらないと責任全部こっちにくる!」って(笑)
それと、かぜちゃんが和牛店に移動した後も、有鄰庵をちょくちょく見にきてくれて色々まとめてくれたりしていて。
「これ私がちゃんとしないとかぜちゃんに迷惑がかかる!」っていう気持ちがありました。
そしたら現場ですっごい気を張るようになって…。

なるほど、現場に立つ時の意識が変わったんだ。

うん。そしたら色々と気づけるようになりましたね。
なので、かぜちゃんが結構キーパーソンです!

メンタルの揺れが少なく、ポップに悩めるようになりました

気づきが多くなった!って言ってくれたけれど、その他にえふぁちゃんの変化はある?
入社してから「ここも変わったな〜!」と思うところがあれば聞きたいです。

なんか、メンタルによって物事を左右させちゃうタイプの人間だったんですけれど、その振れ幅が小さくなりました。

お、それはどうして?

それこそ、わんさんに「感情を切り離しなさい」ってご指摘をいただくことがありまして。
私、わんさんってメタ的存在じゃないですけれど…浮世離れした神様みたいに思ってて(笑)
わんさんに言われたら「はい、わかりました」ってなるんです。

あ、ちょっとわかるかも。
私も、わんさんは人生1周目じゃないな、とは思う。
もう何周かはしてきてるんだろうなあって!

そうそうそう。
それで、わんさんに言われて「あ、なるほど」って。
いくらメンタルが落ちていても仕事はやらないといけないし、クオリティを一定に保たないといけない。
今まではそこがすっごいブレブレだったんですけれど、だいぶ切り離せるようになってきました。

うんうん。
感情と切り離せなかった時っていうのは、どんな感じだったの?

例えば「この表を作る」とか「これを発注する」「計画を立てる」とかそういう事務系のことなんですけど、特に期限を言い渡されてなくてもすぐにしたほうがいいじゃないですか。
それを前までは「なんかやる気が出ないから」って先延ばしにしちゃうみたいな。
そうじゃないじゃないですか、仕事って。(笑)

お、わかってる。わかってきたね!(笑)

(笑)
「自分、すぐにやらないといけないでしょ、やれよ!」って言い聞かせて、やれるようになってきました。
あとは…ポップに悩めるようになりました。

ポップに?それはどういうこと?

それこそ、さっき有鄰庵で社員一人だけになっちゃった時期があるって言ったじゃないですか。
その時まで私、自立って一人で立てるようになることだと思っていたんですよ。
でも「誰々に頼ろう!」とか頼れる人を見つけるのも自立だなあって、自立に対しての考えが変わって。

うんうん。

それで、これまで悩みがあっても「頼っちゃいけない、一人で解決策を見つけなきゃ」って思い詰めていたのが「誰かに相談してみようかな!」って周りに発信できるようになったので、明るく楽になりました。

すごいね。それはかなり大きな変化だね。
自立についての考えが変わったのは、どうしてなんだろう?

かぜちゃんのLINEですね。
有鄰庵で社員一人になって「あ、もう無理」ってなった時に、「頼っていいよ」ってLINEをくれたので。
プラス、その時に「私、とりあえず誰かに頼らないと今は無理じゃね?」「一人で何立とうとしとるん?」って自分に対しても思って。
社員だからもっと仕事できるようにならないと、ちゃんとしないと、みんなの上に立たないとって思ってたけれど、一旦その考えをパッて取っ払ってみたら頼るのが必要だよねって気づいて変わったんだと思います。

すごい、とてもいい気づきだったね。
かぜちゃんの長文LINEからいい影響をもらったんだねえ。

うん、彼女に生かされています(笑)

わんさんに、健全に沼っています♡

よし、ここからはさっきも少し出たわんさんのことについて訊かせて!
有鄰庵MTGや1on1とかで、少しずつ仕事のやり取りが増えてきたと思うけれど、どんな印象?

なんかずっと高いところに止まっているイメージ。
安定。ブレないっていう感じ。

ほうほう、さっき「メタ的存在」って言ってくれてたよね。

うん、「頭いいんだろうなあ」「仕事できるんだろうなあ」はもちろんとして、「悟り開かれてんなあ」って。
人としてのわんさんがすごいって思っているから、他のスタッフとわんさんのことについて喋る時も「私、健全にわんさんに沼ってる」って言ってます(笑)

沼ってる?

あ、恋愛とかで「沼る」ってあるじゃないですか。
夢中になる、みたいなことなんですけど。
私、健全に沼ってるんですよ、わんさんに対して。

それはどういうところで、沼ってるなって思うの?

例えば、誰かが左手を出しながら「こちらは右です!」って言ったら、多分私、性格的に「それ左手ですよ」って言っちゃうんですよ、どんな目上の上司だとしても。
でもわんさんが「右ですよ」って言ったら「それ右ですよね!」ってなっちゃう(笑)
なんか従いたくなっちゃうし、全てを肯定したいというか、「私、わんさんについていきます!」っていうか…。
とりあえず…好きですね(笑)

ふふふ、めっちゃ好きやね(笑)
それはさ、入社して一緒に働いていく中で徐々に沼っていったの?
それともこの一年の間に、きっかけとなった出来事があったの?

うーん、入社面接の時から「この人なんかすごいわ」とは思ってたんですけど、健全に沼ってんなあって思ったのは、「アルバイトになりたい」って相談したときですね。

あ、そんなことがあったんだね。

私、スタッフとちょっとぶつかってしまって、どう接したらいいかわからない…みたいになった時期があって。
その時に、わんさんに「アルバイトになりたい」って言ったんですよ。
そしたら理由を聞きながら「まあいいよ」って言ってくれて。

うんうん。

私、最初に就職したカフェでも「アルバイトになりたい」って相談したことがあったんですけど、その時はすっごい揉めたので、こんなにすんなりいいよって言ってもらえるとは思ってなかったんですよ。
なので、話を聞いてすぐに決めてくれたことに、すごい安心感を覚えて。
そのことが、沼るきっかけとしては大きかったですね。

なるほど。
会社やお店も大事だけれど、スタッフの気持ちも大事にしてくれるところにとても安心したんだね。

このわんさんの「いいよ」をもらって、私がわんさんなんかを支えられる存在じゃないのは重々承知の上で、「この人を全肯定する何かになりたい」ってまで思って(笑)
だからもう…推し?

えふぁちゃんの気持ちを尊重してもらったことで、一気に沼った感じか。
推しなら、うちわ作らないと!(笑)
わんさんのメンカラは何色だと思う?

え!何色…?
わんさんはイメージとしては、無色透明です(笑)

じゃあ、透明うちわだね。

うん。
え、みんなどう答えるんですか、この質問には。

えふぁちゃんにしか訊いてないです(笑)
推しって言ってくれたから、推しにはうちわがいるなと思って。

あ、そうなんですね!(笑)
でも透明かな。透明に白い光とかキラキラをつけて、お釈迦様っぽくしたいです。
私、わんさんを見ていたらすっごい顔がにやついちゃうんですよ。
でもこっちを見ながらニヤニヤしてるって気分のいいものじゃないと思うから、いつもすっごい我慢してます(笑)

ふふふ、それはもうめっちゃ好きだね。
推しがいる職場…最高じゃん!
ぜひ今度の1on1とかで、推しであることを伝えてほしいわ〜!

とりあえず一回、見学に来てほしいです

最後に、このリクルートページを見てくれている方にメッセージをお願いします!

「そんなんじゃ社会で生きていけないよ」とか言われたことがある人は、一回見学に来てって思います。
全然そのままで生きられるから、私がそうだったから。

うんうん。
ほんと、個性というか、人となりを否定することは一切ないよね。

うん。仕事に対する考え方の違いとかで衝突はあるんですよ。
だけど土台の部分がみんなそれぞれのことを好きだから、ギスギスするとかはなくて「あなたはそう考えるのね」みたいな感じで、受け入れてもらえる。
それがすごい人間らしいし、温かい場所だなあって思うので、迷っている方はぜひ一度来てみてほしいです!
ほぼ初めましてから始まった、えふぁちゃんのインタビュー。
自分自身との対話をよくしているんだなあ、というのを節々に感じた時間でした。
特に有鄰庵での社員が彼女だけになった時に、「自立は一人で完璧に立つことではなくて、誰かに頼れるようになること」と自分の状況を見つめて気づいたことは、かなりすごいことだと思っていて。
私がそれに気づけたのはいつだっただろう…こんな若い時に気づいていたかな、と。
お話を聞きながらブラボー!よくその発見をしたね!と心の中で大拍手でした。
あとはワードセンスが光っている。
「ポップに悩んでいる」、とか「健全に沼っている」など唯一無二の表現が面白くて、思わずノートにメモしました。
普段どんな本を読んでいるのかしら、エッセイとか出してみてほしいわ…♡
えふぁちゃん、楽しい時間をありがとう!
これからも推しのいる職場で、伸び伸びと仕事をしていってね。
<えふぁちゃんちょこっとメモ>
『カフェ有鄰庵』でお気に入りのメニューは、夏季限定の「ほうじ茶かき氷」。
ほうじ茶の香ばしさと白玉のモチモチ、小豆の相性が最高だそうです!