行雲スタッフのご紹介ページ、ここでは『美観堂』の接客から会社全体の経理まで幅広く担当してくれている、とめこを紹介します。
2020年に『美観堂』の仲間入りをしてから、EC業務、経理業務と仕事の領域をどんどん広げてくれているとめちゃん。
もともとはダブルワークをしていたものの、「行雲で一本で働きたい」と今ではフルタイム勤務で活躍してくれています!

聞き手は、行雲のライティング業務を担当している、久保がさせてもらいます。
私は岐阜で完全リモートワーク中のため、オンラインでお話を聞きました!

とめちゃんの主な仕事
- 『美観堂』や『岡山くだものミュージアム』での接客
- EC業務
- 会社全体の経理
「働く」の入口は、ラーメン屋さんでした

とめちゃん、お疲れさまです!
ふふ、久しぶりだね。こういうインタビューって緊張する?

緊張します。
めちゃくちゃ緊張するんですけど、くぼちーさんだからかすごい安心してます。

あら、嬉しいこと言ってくれて…ありがとう(照)
ぜんぜん気を張らなくていいからね、よろしくお願いします。
とめちゃんは、4年前の2020年に入社してくれたんだよね。
まずはそれまでどんなお仕事をしていたのかを聞かせてください。

ずっとアルバイトか派遣社員をしてきて、飲食店とかアパレルとかコールセンターとかで働いていました。

ほうほう、それはどういう基準で選んでいたの?

「自分にできるかどうか」っていうとこですかね。
最初は近所のイオンの中にあるラーメン屋さんに応募して、右も左も分からない中で働かせていただいて……それが私の「働く」の入口でした。

そっか、最初の入り口はラーメン屋さんだったんだね。
その時はどうだった?働くことについてどういう印象を持ったかな?

あ、楽しいと思いました!
働いてお金ももらえるの嬉しい!と思ってました。

お、ポジティブな思いを持ったんだね!
そのラーメン屋さんでは、具体的にはどんなことをしていたの?

ホールとお皿洗いをしていました。
あと、そこのラーメン屋さんがタピオカ屋さんもやっていて。
ランチタイムはラーメン屋さんで、おやつタイムになったらタピオカ屋さんに移動して作って…という感じで働いていました。

へえ、ちょうどタピオカが流行っていた時だったのかな?

いや、流行る前だったかも知れないです。

すごい、流行の先駆けだねえ。
とめちゃん的にはラーメン屋さんもタピオカ屋さんも両方楽しかった?

はい。私はフリーターだったので日中の時間帯に働いていて、他には親の年代くらいのパートさんが結構いらっしゃって。
そうですね…みなさん優しくて、親切にしていただきました。

そうかそうか、では最初の「働く」の経験は、とてもよい感じだったんだね。
そこからは、お洋服屋さんに移動したんだっけ?

大好きだったアパレルの仕事。その後は生きるために働きました

そうですね、次が多分お洋服屋さんだと思います。
なんかお洋服屋さんには憧れがあって。
すごくキラキラして見えて、「素敵」「かっこいい」と思っていたんですよ。

うんうん。

だからお洋服屋さんは「できそう」っていうよりは、「すごく憧れがあるからやってみたい!」っていう気持ちで応募して、ものすごくドキドキしながら面接に行きました。
その後無事に採用していただいて…。
初日の勤務が終わったときは、めちゃくちゃ疲れていたのを覚えています。

おお、結構気を張ってたんだね…!

そうですね。緊張でもう、身体も心もクタクタでしたね。
なんか憧れていた分、「自分にできるのかな」みたいな思いも大きくて。
だからすごく緊張して疲れました。

そうかそうか。それはがんばったね…!
その後はどうだった?少しずつ緊張もなくなっていった?

楽しかったです!
「アパレル」っていう働いたことのない業界で、なので最初ってスキルがゼロじゃないですか。
ゼロのところから積み重ねていって、どんどん自分の身になる感じが楽しくて。
あとは、接客も。

お、接客も楽しかったんだ!

私、お洋服も好きなんですけれど、お客さまが可愛いお洋服を選んで試着されて「かわいい〜〜!」ってテンションが上がっている姿を見れるのも嬉しくて。
一緒に選ばせていただいた後に、すごく喜んでくださったり、「ありがとう」って言ってくださるのがすごく嬉しかったです。

うんうん。じゃあ、とめちゃん的にとてもやりがいを感じられるお仕事だったんだね。
ちなみにこのお洋服屋さんも、ラーメン屋さんと同じイオンの中にあったのかな?

いえ、アウトレットの中でした。

そっか!私、倉敷に住んでた時アウトレットによく行ってたよ〜!
アパレルで働いているとめちゃんにも会ってみたかった…!
お洋服一緒に選んだもらいたかったです(笑)
そのお店では、けっこう長く働いていたの?

それが、1年経たないうちに閉店してしまって。

あら、それは残念。

すごく好きだったんですけれど閉店してしまって。
そのあとは同じアウトレットの中にある別のお洋服屋さんで働いて…でもしっくりこなくて。
そこからまた場所を変えて、違うお洋服屋さん、カラオケ屋さん、コールセンターなどで働いていました。

そっか。となると、最初のお洋服屋さんがいちばんフィットしていたんだね。
カラオケ屋さんやコールセンターは、そういうお仕事に興味があって選んだの?

いえ、生きていくために。

なるほど、生きていくために働いていたっていう感じだったんだ。

はい。
最初のお洋服屋さん以外ピンとくるところがなくて、その後は生きていくために働いていました。

美観地区のゆったりした雰囲気が好きで、美観堂に応募しました

その後とめちゃんが『美観堂』にきてくれたのが、2020年の秋だよね。
最初はダブルワークで働いてくれてたんだっけ?

あ、ちょうどこの時がコロナ禍で。
元々はフルタイム希望だったんですけれど、面接の時に「ちょっとフルタイムが厳しいかも」って言われて。
それで、もう一箇所探したのが3つ目のアパレルだったんです。

あ、ここで重なってくるのか!
『美観堂』はタウンワークとかIndeedで探してくれたの?

冊子のタウンワークだったと思います。

うんうん。
結構いろんな会社が載っていると思うけれど、『美観堂』のどこに興味を持ってくれたんだろう?

うーん、私、コロナ前までは週1ペースで美観地区に行っていて、好きな場所だったんですよ。
美観地区に限らず、尾道とかゆったりとした雰囲気の観光地が好きで。
そういった場所にあるお店も、なんか素敵だな、雰囲気がいいなと思っていたので、「あ、美観地区のお土産物屋さんで働くのも楽しそう!」と思って、応募しました。

うんうんわかる!
私も美観地区の雰囲気だいすき。

あとは、面接を受けさせてもらう前に、行雲のHPとわんさん(代表)のTwitterを見たんですけれど印象的なつぶやきがあって。

なんだろう、気になる。

わんさんが息子のなおくんとお外を歩いてて、なおくんがゴミを拾ったそうなんです。
でも近くにゴミ箱がなかったから、わんさんがなおくんに「拾わなくていいよ」って言って。
でも後になってよく考えてみると、ゴミ箱がないから拾わなくていいってことにはならないし、今度からは自分がゴミ袋を持ち歩くようにしますっていうツイートだったんですけれど。


それを読んだら、なんか安心して。
…この方が、会社の代表なら、すごく安心できるなって思ったんです。

うんうん。
(私はまず面接前にTwitterに目を通していたことに驚きだよ…!素敵)

ご自身が「ゴミを拾わなくていいよ」って言ったときの違和感を無視しない。
無視せずに、自分の心の納得いくところを考えていらっしゃるところが安心できるなと思いました。

そっか。ではわんさんに対しては安心できる人だなと思った上で、面接に来てくれたんだね。
実際の面接はどうだった?何か印象的だったことあるかな?

えっと…(面接の記憶を辿ってくれるとめちゃん)。
「普段の生活の中で何を一番買うことが多いですか?」という質問があって。
私、お洋服も好きですけれど、今日つけているピアスだったり、ハンドメイドのアクセサリーも好きなんですよ。
なので、「creemaとかminneで、好みのアクセサリーを探す時間が楽しいです」って言ったのを覚えています。

そしたら、どんな反応だった?いいね、っていう感じ?

どんな反応でしたかね…。「うん、そうですか」みたいな。
フラットな感じだった気がしますね(笑)

(笑)

なんか、「普段の生活で何を買うのが一番多いですか?」って訊かれた時に、最初は「生活用品が多いです」って答えたんですよ。

(笑)でも、そうだよね!

多いって言ったら、生活用品かなって思って。
そしたらちょっとなんか、空気が微妙で…。(笑)
微妙っていっても、その空気もぜんぜん責めるような感じではなくて、おや?(笑)みたいな感じだったんですけれど。
そこからわんさんが質問の言葉をちょっと変えてくださって、「何を買うときが一番楽しいですか」と訊いてくれて、先ほどのアクセサリーのお話をしました。

そうかそうか。そういうやりとりがあったんだね。
それは確かに記憶に残るやりとりかも(笑)
その面接を経て入社してくれて…あ、もう4年くらい経つのか。
早いねえ。ちなみにここまで長く働いたことって、これまでにあった?

あ、ないかもです。

お、祝・最長だね!
前にインタビューした時に、おかよちゃんも自分史上最長って言ってくれてて。
こうやって長く働いてくれる人がいるのは、とても嬉しいです。ありがとう!

こんなに居心地がいい会社ってあるんだ、と思いました

その後、入社してくれてからはどうだった?
入社前にイメージしていたものとのギャップなどはあったかな?

ギャップ……。
そうですね、入社する前はお洋服屋さんで働いていた時みたいな、「店頭に立って販売のお仕事をする」っていう感じのイメージだったんですけれど、実際はそれだけじゃなくて。
EC業務や発注業務など、こんなに幅広いことをするとは思ってなかったですね。

うんうん、確かにそうだよね。それはとめちゃん的にはどうだった?
「やることがいっぱいで大変」っていう感じだった?

いや、楽しいです(即答)。

お、そうか!さっきアパレルのお仕事についてお話ししてくれた時に、「いろんなことが身につくのが楽しい」って言ってくれてたもんね。
『美観堂』のお仕事も、いろんな業務のスキル身について楽しいっていう感じかな?

はい。

それはよかった。
一緒に働いている『美観堂』のスタッフたちはどう?

すごく優しいですね。雰囲気もよくて。
この「居心地がすごくいい」っていうところも働く前に思ってなかったギャップですね。

それは、とめちゃんが思ってた雰囲気のよさを超えられていたっていうことなのかな?
もうちょっとギスギスしてると思ってた?

いや、ギスギスとは思ってないですけど、普通の会社の雰囲気なのかなと。
今までそういうところでしか働いてこなかったので。
こんなに居心地の良い会社ってあるんだなって思いました。

その「普通の会社の雰囲気」っていうのは、どういう感じの雰囲気を想像してた?

うーん…そうですね。
距離があるというか、一人ひとりが「スタッフ」として働いている感じです。
行雲は、スタッフなんですけれど、「その人自身」として働いている感じがあります。

なるほど、すごくわかりやすいです。ありがとう。
ちなみに、「その人自身として、働いている感じ」っていうのは、行雲のどういう場面で感じる?

うーん…抑えつけられていないところですかね。

それは、見た目的なところでいうと、髪の色とかネイルとか自由で良いよっていうところとか?

そうですね。そういう個性とかも受け入れてもらえるし、あとは他の会社だと「出る杭は打たれる」というか….。
だから皆さん自分を出しすぎずにお仕事してるっていう感じだったんですけれど、行雲はそういう上から抑えつけられる感じがなくて。
なので、多分一人ひとりが自分らしくいられるから、その人らしさが出ているのかなと思います。

うんうん。
確かに「これしちゃだめ、あれしちゃだめ」っていうのは、よっぽどのことでない限りないし、仕事も苦手なことより得意なことをやっていこう、伸ばしていこうっていう感じだものね。
『美観堂』のスタッフはこの3〜4年で入れ替わりもあったけれど、入社時にとめちゃんが感じてくれた居心地のよさに変化はない?

はい。スタッフは変わるけど、会社自体が「その人自身を否定するのはよくない」とか「会社全体でいい雰囲気にしよう」っていう空気があって。
なので、スタッフの入れ替わりとかがあっても、いい雰囲気でいられています。

それはよかったわ。
ちなみに、『美観堂』に限定しなくてぜんぜん良いのだけれど、行雲で働いてきて「この人すごいな!」とか尊敬する人はいるかな?

行雲の雰囲気の土台は、たまちゃんが作ってくれていると思います

尊敬….(考えてくれるとめちゃん)。
たまちゃんですかね。

お、たまちゃんのどういうところが、素敵だなって思う?

なんかその、「みんなが会社をいい雰囲気にしようって思っている」ってさっき言ったんですけれど、その土台の部分はけっこうたまちゃんが作ってくれているように思っていて。
やっぱりいろんな人がいると、方向がちょっとずつズレてしまいがちじゃないですか。
それをたまちゃんがリーダーシップをとって、まとめあげてくれていると思っています。

うんうん。

だから、たまちゃんがいなかったらもっと違う雰囲気だったんじゃないかなって。

なるほど。その「たまちゃんが土台を作ってくれている」っていうことを感じた具体的な場面って何かあるかな?

なんていうか、うーん…。
言葉で伝えるのが難しい、その場の雰囲気とかってあるじゃないですか。
その雰囲気もたまちゃんはすごくよく見ていて。
やっぱりいろんな人がいると、方向がちょっとずつズレてしまいがちじゃないですか。
それをたまちゃんがリーダーシップをとって、まとめあげてくれていると思っています。
具体的にどうしているかは、私には及ばなさすぎてわからないんですけれど(笑)

うんうん、ありがとう。
なんだかとてもいいね。とめちゃんしっかり見て、感じてくれているんだね。
私とたまちゃんって、同い年でね。誕生日も5日違いなの。

えー。あ、そうですね!

なので、私的には同世代で近しい人がこうして会社を引っ張っていて「すごくかっこいい!」と思うし…同い年のよしみとして勝手に鼻が高いです。
たまちゃんこのインタビュー読んでくれるかなあ、ぜひ見てくれますように(笑)

立候補して、念願の経理のお仕事ができるようになりました!

次に、行雲に入ってからのとめちゃんの変化があれば聞かせてもらいたいです。
入社してからこの4年間で、何か変化はありましたか?

ありました。

ほうほう、どういう変化か訊いてもいい?

うーん…。(考えてくれるとめちゃん)
お仕事のスキル的なところでいうと、今までにやったことのないような、言い切れないくらいたくさんのことができて。
ECとかお取引さんとのやり取りとか。いま経理の仕事もしているんですけれど。

あ、そうだ!とめちゃん会社全体の経理もしてくるようになったんだよね。
ちょっと待って…。
挙げていくと、すごくオールラウンダーじゃない?
『美観堂』と『岡山くだものミュージアム』と「おとどけ部」でのEC業務、そこに加えて会社の経理もやってくれているんだよね?

はい。

すごいよ、本当にいつもありがとう。
いろんなお仕事をしていてどう?
さっき言ってくれたみたいに、どれも身についていくのが楽しい?

そうですね。
「いろんなことができた方がいいな」って思っているので、身になっていくのが嬉しいです。

うんうん、それはよかった。
ちなみに経理の仕事は、会社から「とめちゃんやってみない?」って声がかかったの?

あ、経理は…私からでしたね!

そうだったんだ!
私、わんさんからスカウトされたのかと思ってたよ。
それは、もともと経理のお仕事に興味があって立候補したの?

はい。私、子どもの頃からパソコンを触るのがすごく好きで。
行雲に入る前も、パソコンを使う事務のお仕事を探したことがあったんです。
でも事務職だと資格が必要だったり、髪の色が暗くないとダメだったりして、ちょっと難しいなって。
それでしばらくはパソコンとは離れた仕事をしていたんですけれど、行雲に入社して、お取引さんとのやりとりやEC業務で触れるようになって、「あ、やっぱり楽しい〜!」っていう感じだったんです。
そしたら、「どうやら会社で経理の人材を探しているっぽいな…!」ということに気づいて(笑)

え、すごい!(笑)
それはどこで気づいたの?

他のスタッフが、経理の仕事をやってみてるというか、教えられている場面があって。
それを見て、「あ、それ私やりたい!!」「経理のお仕事ができる人が求められているんだな」って。

おお、その場面をタイミングよくとめちゃんが見たっていうのも、いい流れを引き寄せている感じがする。
そこからは、どういう流れでやることになったの?

私、そのとき行雲ともうひとつ違う仕事をしていて、Wワークだったんですよ。
なので、経理の仕事が入る隙がない感じで…。
でも、「いいな、やりたいな」と思ったので、たまちゃんに「Wワーク先をやめて、行雲でフルタイムスタッフになって経理のお仕事ってできますか?」って相談したら、「いいね!」って言ってくださって。
それで行雲一本で働かせていただくことになって、念願の経理のお仕事ができるようになりました!

おお、そういうやりとりがあったんだね!
「好きなことを手に取るぞ!」という新たな一面を知れた気がする。
やりたいことにアグレッシブなとめちゃん、とても素敵です。

塞ぎ込むことからV字回復できたのは、行雲がはじめてです

あとは私自身のことでも変化があって。
私、けっこうどこで働いていても、半年くらい経ったら塞ぎ込んじゃってたんですよ。

お、それはどうして塞ぎ込んじゃうんだろう?

最初の頃は大丈夫なんですけれど、なんか…….。

仕事に飽きちゃう?

いや、飽きちゃうんじゃなくて…自分が受け入れられていないように感じてしまって。

うーん、そっか、そういう気持ちになっちゃってたんだね。
そのズーンって塞ぎ込んじゃうのは、行雲でもあった?

はい。行雲でもあったんですけれど、その時にわんさんとたまちゃんが、お話を聞いてくださいました。
それまでの会社は、ズーンってなったら、なったまま次の職場を探すっていう感じだったんですけれど、今はV字回復できて…!
はじめての経験ですね。

そっか、それはよかった!
ちなみにそのズーンってなっちゃった時は、とめちゃんから「お話を聞いてください」って先輩を誘ったの?

いや、誘ってないです…(笑)
まずふじこさんが気づいてくださって、それで最初は『美観堂』チーフのふじこさんとたまちゃんに「ちょっと元気なくて…」みたいな話をしたんですけれど、そこでは回復できなくて。
その後、たぶんたまちゃんが改めてセッティングしてくださって。
わんさんとたまちゃんと私でお話する場を設けてくださいました。

うんうん。

そのとき時間を見ていなかったんですけれど、ほんとにじっくりお話を聞いてくださって。
多分2時間とか3時間とか、お二人ともお忙しい中で聞いてくださいました。
っていうところから、徐々に回復してきたっていう感じですかね。

差し支えなければ、その時どういうお話があったか聞かせてもらえる?

うーん、まずお二人ともびっくりされていて。

あ、とめちゃんが元気がないことに?

はい、というか元気がない理由をまず最初に訊かれて。どうしてなんだろうねって。
それで私が思うことを言ったんですよ。
そのまま言っちゃうと、「みんなから嫌われている気がする」って。

あ、そうだったんだ。

お二人ともすごくびっくりされてました。

それは、「そんなふうに思っていたなんて」という感じでびっくりしていたのかな?

「そんなふうに」、とは言われていないですけれど…。
多分びっくりしたけど、「そう思ってるんだね」、みたいな感じで私の気持ちを受け止めてくださったように思います。
そこから具体的に、どうしたら改善できるのかっていう流れになったんですけれど、なんていうか….。
私の心の問題なので、お仕事を変えたらよくなるとかでもない、という感じで。
会社が悪いわけじゃないんですっていう気持ちでした。

そうかそうか。
では、特にお仕事の内容を変えたからとかではなく、とめちゃん自身が抱いている思いを話せたことで、徐々に楽になっていった感じなのかな?

そうですね。
お話の時だけじゃなくて、その後もすごく気にかけてくださって。
私があんまり自分を肯定的に思えないっていうところも、きっと理解してくださって。
それで、言葉と行動で「受け入れてるよ」って伝えてくださって。
それでちょっとずつ。

そっかそっか。
それでちょっとずつ「嫌われているかも」という気持ちが薄れてきたんだね。

そうですね。
やっぱり「はっきり受け入れられている」って感じられることが、すごく自分にとって良かったなって。

そうかーーーー。
なんだかハグしたい気持ちだよ。(画面越しで少し泣きそうになるわたし)
もう、受け入れてるよ〜〜〜〜!私は大好きだからね、とめちゃんのこと。

はい。
塞ぎ込んでいる時も、くぼちーさんとslackでやりとりすると何かほっこりして。

そうなの?それはよかった。
とめちゃんかわいいもんね。
Slackでのちょっとした絵文字とか言葉遣いとか、なんだかすごくほっこりする。
多分みんなも思ってる気がするけど。

そうですか?
でもなんかくぼちーさんって明るいお花っていうイメージがあって、くぼちーさんとSlackでお話しするときは、お花の絵文字を使いがちです(笑)

あ、だからよく桜の絵文字を使ってくれているのね🌸!

夏だったら、ひまわり🌻(笑)

そっか〜!いつもかわいい絵文字を文末につけてくれて嬉しいと思っていたら、お花のイメージからそうしてくれていたんだね。
とめちゃんと一緒に『美観堂』の店頭で働けたのは、私が岐阜に引っ越すまでの1年間くらいだったけれど、それでこういう素敵な印象を持ってくれるのが嬉しいです。

くぼちーさん、なんかいつも優しくて、Slackが。
文章も温かくて…。

ふふふ、ありがとう。ありがとね。
なんだか心がとっても癒されました◎

お仕事でもプライベートでも、成長し続けていきたいです

よし、最後にこれからのとめちゃんのことを伺おうかな。
これから先、行雲でのお仕事や自分の人生において、どういうふうに過ごしていきたいですか?

自分のお仕事でいうと、前にわんさんが「とめこが望むなら経理のエキスパートっていう道もある」っておっしゃって…そうなりたいなって。

わ、素敵!
それくらい経理の仕事が今のとめちゃんにとって楽しいものなんだね。

そうですね、楽しいです。

とめちゃん自身の人生においては、どういう風にしていきたいとかある?

うーん…もともと成長し続けたいと思っていたので。
それが行雲だと叶うと思うので、これからも成長し続けていきたいなと思います!
とっても楽しみにしていたとめちゃんのインタビュー。
実は私、とめちゃんのファンでして。
彼女が纏っているふんわりとした雰囲気と、可愛らしい声に、おしゃべりするたびにキュンキュンしているんです…!
そして今回のこの90分間は、私がとめちゃんをさらに好きになった時間でもありました。
投げかけた質問に対して、しっかりと記憶を辿って、自分の納得のいく表現で言葉を紡いでくれるところ。
自分がやりたいことに対して、素直に「やりたいです!」って伝えて掴み取っていくところ。
まだ知らなかった、とめちゃんの素敵な一面に触れることができました。
そして絵文字のくだりは、嬉しい発見で。
このインタビューの後、私も積極的にお花の絵文字を使っています🌸🌻💐(笑)
とめちゃん、楽しいインタビューをありがとう。
また倉敷に遊びに行った時は、ぜひいろいろおしゃべりさせてね〜!
これからも行雲で、楽しく働いて成長していってくれると嬉しいです。
<とめちゃんちょこっとメモ>
『美観堂』のアイテムで一番好きなのは、『美観堂謹製 燻製だししょうゆ』!
先日、スタッフかおたんから教えてもらった、「豆腐とニラのチャンプルー」の味付けに使って、とても美味しかったそうです!
